アツシの狂人遊戯〜俺の初期衝動 B BOY PARK2002を語る〜
みなさんこんにちは、アツシです。
ダンサーのプロフィールにはよく、「〇〇に衝撃を受けダンスを始める」みたいなの多いけど、僕にもそれはあった。いわゆる初期衝動というやつだ。
一つ目はめちゃイケ、二つ目は少年チャンプル、そして3つ目がこれ。
B BOY PARK 2002
まずはこれを観てほしい。
この番組は当時スカパーで放送していた。YouTubeに上がってて驚きだ。
時間がない人は47分10秒あたりからでも。
feat.CRAZY-A
の登場だ。
この「Down by Law」って曲、めちゃくちゃカッコよくてTSUTAYAに行ったけど、やっぱ売ってなくて取り寄せて買った。なんなん'ダウンバイロー'って。言葉の意味知らんけど響きがカッコイイやんってなった。
KICKが好きだった僕が衝撃を受けたのはこのライブの彼らではなく、後ろで踊ってるB-BOY達。
この時確か僕はこう思った。
「うわー!!本格的にブレイクダンスしてる!!水色のバスケシャツかっこいいー!!」
本格的にってなんだよそれwって思うかも知れないけど、2002年だから当時僕は16か17。周りにブレイクダンスはおろか、ダンスしてる人なんていなかったのだ。「本格的にダンスしてる人っているんだ」って思った記憶がある。この曲の振り、家で真似して練習してた。
なんだこのポーズは!意味わからんけどカッケー!って思った記憶がある。
このシーンはめちゃくちゃ焼き付いている。
そしてこのKICKのライブの後、CRAZY-Aさんのライブになってそのままダンサーのセッションになるんだけど、それがまた僕にとってはとんでもない衝撃だった。なぜなら
ダンサーにスポットが当たっている!
「ダンサーって後ろで踊るだけじゃないんだ。ダンサーだけで集まってダンスしてもいいんだ。こういうのが(←まだシーンという言葉を知らない)実際にあるんだ。」
と、思った。
後ろで踊ってる人達は実はすごい人達で、こだわりの世界で繋がった人達と生きている、という風に見えて全てがカッコよかった。迷彩のハーパン、ゴツくないメッシュキャップ、曲げて被ったキャップ、Tシャツとバスケシャツの重ね着、麦わら帽子、赤のトライバルのセットアップの外人さん(トライバルってやっぱカッコいいよね。今も定期的にウェブサイト開いてアイテム観てる。それが楽しい)、このなんか暗めだけどカッコイイ曲(当時の感想w)、そんでなんか輪っか作って踊ってるし、ほんとに全てカッコいい。最後のアップロックはマジで最高。ステージでそれをやる特別感。羨ましさしかない。
ちなみにこの時僕はCRAZY-Aさんが何者かはわかっていないし、ROCK STEADY CREWのことも知らない。だから「ろっく!ろっくろっくろっく!せーりー」って聴こえてた。耳にこびりついた。せーりーってなんだ?って思いながら体揺らしてた。
他にもRHYMESTER、MELLOW YELLOW、F.O.H、GAGLE、SPHERE of INFLUENCE、MISS MONDAY などなど登場している。最高だ。
B BOY PARK 2002のこの映像は間違いなく僕の中のヒップホップやダンスの根底を作ってくれたものの1つだ。ダンサーのかっこよさの像を僕の中に作ってくれた。
今回はそんなお話を誰かにしたくなったのでここに書いちゃいました。
最後にこの動画を久々にみた一番最初の感想をラップさせてほしい。
童子-T 今 どうしてぇる!
あああぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
ということで今回はこの辺で
読んでくれてありがとうございました😊