リトル・ダンサーから学ぶ「ダンスの本質」

f:id:lefblog:20200724165935j:image

 

ダンスの本質とは何か?

 

老害おじさんはよく考えますが、そんな事を改めて考えさせられる、そして気付かせてくれる素晴らしい映画に出会いました。

 

f:id:lefblog:20200724165754j:image

 

リトル・ダンサー

 

2000年公開の映画でNetflixにあります、久しぶりにダンス映画で爆泣きしましたが、老害おじさんはこの映画から「本質」を感じましたね。

 

さて「ダンスの本質」とは何か、、ダンスを始めた、もしくは続けている人はもう体験し実感している事です

 

それは

 

「今の自分の状況を脱却する」

「自分を変えたい、何者かになりたい」

 

と言う事だと思います。

 

 

この映画では、家族や主人公の心の写り代わりと共に、主人公の小学性ビリーがダンスで自分を、そして自分が置かれている状況を変えていく様を、丁寧に、そして感情的に、たまにコミカルに描いています。

 

ちょっと、、こっから私も感情的になりますね、、、

 

スゥ、、、

 

ってかマジでめっちゃいいわ!!!!!知らんけど!冗談抜きで!!優勝!!

 

とりあえず予告編見とく?

youtu.be

 

 いや〜そもそも最近のダンス映画ときたら、知らんけど大会に出て、知らんけどアクロバットして、知らんけど有名ダンサー沢山出して、知らんけどね、、、

 

ストーリが一割程度の、知らんけど正直見てられない作品が多かったんですよね、、

 

やっぱり私が好きなのは、人間関係がきちんと描かれている作品、「ハニー」や「step up1」(step up2からは別物)なんかは最高ですよ。

 

しかしリトルダンサーではもうそこがメインですから、ダンスやってるのは結局人ですからね、そこが深く丁寧に描かれていることが大切で、それすなわち優勝ってことですよね。

 

私4回爆泣きましたからね、、マジ暇がある人はこのブログ読むのやめてとりあえず映画見て。

 

 

ここから、あんまりネタバレしたくないんですけど、完全にネタバレしておもしろポイントを紹介しますね。

 

 

老害おじさん的面白ポイント①

「ダンスに惹かれていく」

f:id:lefblog:20200724162006j:image

 

ビリーは元々踊る事が好きなタイプの男の子、家庭環境は母親がいなかったり貧困だったりと、良くありません。

 

最初、ビリーは習い事でボクシングをやっています。

「男子は男らしい物を習う」みたいのが当たり前の価値観だった時代ですからね。

 

でもバレエに出会ってしまうんです、もう踊りたくてしょうがなくなって「バレエなんて女がするもんだ」とか自分で言いながら踊っちゃうんですね、そこがたまらなく愛おしい。

 

そして遂にはガッツリのめり込み、家族に内緒で練習しまくります、私たちもそういう時期ありましたよね、、

 

ダンスという生きがいを見つけ、ビリーの人生が輝いて行く様子が丁寧に描かれています。

 

 

老害おじさん的面白ポイント②

「父の前でブチかます

 

f:id:lefblog:20200724161908j:image

 

バレエに夢中になるビリー、一方でバレエをこっそりやっていると知った家族はバレエに対して「女がやる物」だと馬鹿にして反対します、そして主人公に対し無理矢理バレエを辞めさすのです。

 

見てて辛いです。

 

しかし、どうしても踊る衝動が抑えられないビリーはクリスマスの夜、こっそり友人にダンスを披露するのです、、が、、それが父にバレてしまいます。

 

辛いです、、

 

父は怒鳴ります、、

 

怒鳴られたビリーは、、決意を固め吹っ切れたかのように背水の陣で自分の持っている全ての技術を使ってバレエなのか、タップなのか、なんなのか?とにかく感情的で、熱いグルーブのダンスを父に見せるのです、、ブチかますのです!

 

そのシーンで爆泣きです、、

 

言葉では表せない、溢れ出るダンスへの情熱をダンスで表現したのです、、

 

同じダンサーとして痛いほど共感できるから涙が止まりませんでした、、

 

父は息子のダンスに圧倒されます、そして、、

 

 

老害おじさん的面白ポイント③

「ストリートでめっちゃ踊る」

f:id:lefblog:20200724162825j:image

 

ある事件があり、どうしようも無い気持ちになったビリーは、ストリートでメッチャおどります。

 

僕が大好きな「フットルース」という映画にもそういうシーンありますが、このときのダンスもメッチャ感情乗ってて、たまらんす。

 

https://youtu.be/ltrMfT4Qz5Y

 

 

老害おじさん的面白ポイントその④

「踊っているとき」

 

ストーリーが進みビリーが面接を受けるシーンで

 

面接官がこう、ビリーに質問します。

 

「踊っているときはどんな気分?」

 

ビリーはこう答えます、、

 

「さあ…

 

…いい気分です。

 

最初は体が硬いけど、踊り出すと

何もかも忘れてすべてが消えます。

 

何もかも…

 

自分が変わって、体の中に炎が…

宙を飛んでる気分になります。

 

鳥のように、電気のように…

 

そう、、電気のように」

 

 

分かりみが深すぎるぅううう!!

 

そうだよね!踊ってるときは自分が変わって、熱が込み上げてきて、、自由になるもんね!!

 

生活、仕事、人間関係、、踊ってるときは、全てから解き放たれて自由だもんね!!

 

もうマジ涙腺が崩壊し過ぎて嗚咽が半端なかったです、、

 

 

さて、まとめると、やっぱりこの映画は本質を教えてくれてるんですね。

 

 

大会で優勝するぞ!とかも、もちろん大事ですが、そういう事じゃない本質なんですよ!

 

ダンスに出会って、生きがいを見つけて、人生が変わっていく、、

 

自分が変わっていく、、

 

日常が光をもち、輝きだす、、

 

そういうことじゃんやっぱり。

 

私たちも、自分を変えたくて、自分の状況を変えたくて、ダンスに出会って、ダンスにハマって、夢中になって、仲間ができて、、

 

生きることが楽しくなったじゃん!!

 

それが、、

 

 

最高なんじゃん、、、

 

 

革ジャン着たじゃん、、

 

 

と、改めてリトルダンサーが、ビリーが、私に教えてくれました。

 

 

素晴らしい映画に出会えてよかった。

 

 

ぽやしみ。

 

#エッセイ #コラム #映画 #リトルダンサー