ガバ通信〜ブームが止まないシティポップ〜
おつかれさまですう。
週末久しぶりに新潟に帰りまして、
皆に会えてそれはそれは楽しかったです。
青山さんには死ぬほどいじられましたが笑
またゆっくり帰りたいですね〜
さてさて、本日のお題にまいります。
実はここ1年くらい先輩の中古レコードネットショップを手伝ってまして、
これがまた面白いんですが、
やってて改めて身に染みたことがあります。
和モノ海外にめっちゃ売れる。
和モノとは、、
レコードの世界ではよく耳にする言葉。
和モノというてますが、聞き馴染みよく言うと"邦楽"です。
jpopももちろん和モノです。
しばらく前からですが、
特に昭和の邦楽(80年代が特に)が、海外の音楽好きを中心にレアグルーブ的なブームを見せています。
レアグルーブとは、、
リリース当時あまり評価をされなかった音楽が、時を経て再評価されることを指します。(明確な定義はなかったりします)
例えば1970年代にリリースされたソウルミュージックが発売当時全く注目されずすぐに廃盤になったが、10年後のラジオでラジオDJによって配信され、そこで再評価され人気が出る、みたいなかんじです。
この動きは特に80年代後半から盛んで、
ヒップホップカルチャーのサンプリングなんかはまさにこの行為といえるでしょう。
和モノの話に戻りますが、
昭和の邦楽の中でも、特にシティポップが爆発的人気になってます。
シティポップは70後半から80年代に日本でブームになった、当時AORと呼ばれていたアーバンな雰囲気のポップスで、
近年だと海外での再評価だけでなく、日本でも若者の間でも再び人気が出ています。
レコードでも再発が増えていたり、人気のオリジナル盤は値段がめちゃめちゃ高騰していたりします。
こういう再評価的なムーブメントの何が良いかって、
ちゃんと良いもの、かっこいいものが評価されるってことですよね。
販売当時って、プロモーションの資本だったりとかいろんな事情があって、本質的な音楽力以外の部分でも知名度や売上ってかなり影響出ると思いますが、
こういったレアグルーブ的なムーブメントは、そういうしがらみがないので、本当に良いものが広まっていく傾向にあると思います。
今の日本のポップスでランキング上位を占めるアイドルの曲よりも、
全く知られてないインディーアーティストの曲の方が30年後には有名かもしれません。
※例え話です、アイドルを否定したいわけではありません、、
シティポップだとやはり王道は山下達郎、竹内まりや、
などでしょうか。
最強夫婦ですね。
大貫妙子、杉山清貴とか、有名なアーティストはたくさんいますが、皆様いろいろググってみてください。
実際海外でも日本でも大人気で、
ネットショップでもすぐ売れてますね。
値段も1枚10000円を超えるものも珍しくありません。
山下達郎
この曲はいろんなアーティストにカバーされてますよね。
このprastice loveは若い人もよく知ってて、イベントとかでも年齢問わず盛り上がりますね。
アジアなどでも若い子人気高いらしいのですが、カバーアーティストきっかけだったりするみたいです。
あの接吻で有名なORIGINAL LOVEも、シティポップとして海外で人気のようで、僕も大好きな曲ですが、
ボーカルの田島さん本人がツイッターで、
「シティポップなんてよう知らん。僕がやってるのはロックや」的なことをおっしゃってました。
接吻は我らが新潟出身kick a showもカバーしてるので、ぜひチェックを。
あとユーミンはシティポップといっていいか分からないですが、
この曲めっちゃ好きなので貼ります。
とまぁ結局シティポップって何かよくわからなくなってきましたが、
和モノの海外にレコードすごく売れてて、日本でも再ブームがしばらく来てますねって話をしたかったです。
現行の若手(?)の方でも、サウンドやボーカルが当時のポップスを彷彿させる方がけっこういたりしますよね。
僕はナツサマーさんが好きです。
声がめちゃめちゃ癒されます。
最後はガバウォッシュの木になる新譜コーナー。
せっかくなんで邦楽で。
SMOKE WEED/ DIRTY JOINT feat. KwM
気持ちの良いSLOWですが、ビートネタのチョイスとそのメイクが絶妙でしびれました。
logicとかも使ってたjoe sampleネタですね。
元ネタもめちゃめちゃかっこいいですが、こーゆういなたい日本語ラップ最高です。