ヒップホップが好きだ!!
なんで私はヒップホップが好きなのか、最近分かった。
高校の時からヒップホップを聞くようになり、20代前半で出会ったブレイクダンスにどハマりした。
今では私の人生観になっている、大切な事を気付いたし、沢山学んだ。
歳をとってアイドルやロック、K-POPやJPOPなど幅広く音楽を聞くようになったが、20代後半になるまでJPOP的なものは全く聞かなかったし、興味もなかった。
なぜ私はずっとヒップホップが好きなのか?
その答えは
「あるようで無く、無いようである制約の中で」
「限りなく自由だから」
もうね、自由なんよ、、何でもアリなんよ、、でもぼんやり何でもアリでは無いんよ、、
だから好きなんよ。
私もね限りなく自由でいたいんよ、でもね、みんなもそうだけど「生活」ってあるよね?
人生、生きなきゃなんないんよ、でも自由でいたいんよ。
「生きると言う制約の中で限りなく自由でいたい」この思いが、私がヒップホップへ
惹かれてしまう理由なんだと分かった。
ところで、「自由」と言えば、アメリカだと思う、アメリカはヒップホップが生まれた国。
アメリカの歴史を調べると、イギリス人、フランス人、オランダ人、スウェーデン人、スペイン人が、自由を求め植民地を形成してできた多民族国家だと言うことが分かる。
余談だがアメリカの歴史を学ぶにはこのポッドキャストがうってつけだ、マジオモロイ。
歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO ):Apple Podcast内の#98 激動のアメリカ開拓史 ― 超大国ができるまで【COTEN RADIO】
とにかく自由になりたい人々
最近読んだ「Kダブシャイン」さんのインタビューでアメリカの方の自由に対する強い思いが伝わる文章があった
彼らは自分たちを抑圧したり搾取するなど、自分たちの自由を侵してくるものに対してすごく敏感です。それから、自分の考えを自由に表現したいという思いも強いですね。彼らは何も意見を持っていないと見られることを嫌がります。だから、どんなにつまらない意見だったとしても、とりあえず自分の意見を自由に言って、それを否定されたり馬鹿にされたりする中で、どんどん学んでいくわけです。
引用元
私もこの考えを持っている、だから発信する事が好きだし、ダンスやイラストなど表現することも好きだ。
思い返すと、学生の時「手をあげて発言するように」と先生に促されて全員絶対分かっている事なのに手を上げないで沈黙する時間に物凄い違和感があったりしたし
「皆んなと同じ行動を取る皆んな」にも違和感があった、自分の思った事をしたかったし、自分の好きな方向に進みたかった。
この違和感を、見事に払拭してくれたのがヒップホップだったのだと今になって思う、ラッパーは言いたい事をバンバン言っていて気分爽快だった。
更に、ヒップホップのトラックの作り方も物凄く自由だ。
主にヒップホップのトラックは「サンプリング」という手法で作られる、サンプラーと言われる機材に、既にマスタリングされた音源や自然の音などをサンプリングしてそれを再構築して作っていく。
サンプリングのことをもっと知りたかったらこちらを聞いてくれ、大体わかる
Styleこそ全て:Apple Podcast内の第23回 HIPHOPとサンプリングStyle1「ヒップホップの始まりと音楽革命サンプリング!」feat.DJ TAZAWA、イケイケユウスケ
トラックメイカーの方は、メロディー、ベース、ビート、コーラス、と全く違うジャンルのレコードからサンプリングしトラックを作っていく
何だか「アメリカと同じような感じだな」って思ってしまうのは私だけだろうか?
全く違うジャンルのレコードの音が、響き合って一曲を作っている
しかし、しっかりとヒップホップになっているのだ、よく考えると凄いマジで。
自由を求めて移り住んだ様々な国の人たちが作ったアメリカで生まれ、自由に選択されたバラバラのサンプリングネタ達が響き合っているトラックの上に、自由なリリックで言いたい事を言っているのがヒップホップなわけで、、
更にそれに合わせて、私はブレイクダンスを踊る。
ブレイクダンスもまた「ブレイクダンス」というぼんやりした枠の中で、体操や、カンフー、日常の動き、などを取り入れた限りなく自由な踊りなんだけど、、、
そりゃヒップホップ好きになる訳だ!!ハハハハハ!!
さて、冒頭で少し触れたが、私は人生もヒップホップと同じようなもんだと思う。
私たちには無限の選択肢がある(ヒップホップでいうとサンプリングソースかな)
何を隠そう今の自分の状態は、今までの自分の選択から来ている状態だ。
学校、友達、趣味、仕事、もちろん親や家庭環境は自分で選べないが、大体は選べる。
これからの人生、何を選んで生きていくのか?それらをどう組み合わせるのか?
どうせ選ぶなら「好きな方」を選びたいよね、本当にやりたい事をサンプリングしたいよね。
全く違うジャンルでもマジで無問題、かけ離れてる程面白い気がする。
私を含め、このブログを読んでる方の多くの方が「ダンス」を選択した、私がしている農業とはかけ離れているこのダンスという選択により私の人生は華やいだし面白いサウンドになった。
私はこれからも、私がしたいと思う事、発信したい事を自由に選択して行こうと思う、もちろん「家族」や「生きる」という制約の中で。
とにかく自由が好きだ!
だからとにかく自由なヒップホップが好きだ!!
でもとにかく明るい安村は苦手
そうゆう事でした
ぽやしみ。